ダニエル・リカルドは現在のF1界きっての人気者です。
愛嬌のある笑顔に巧みなファンサービス、そして速い!
勝った時は全身で喜びを表現し、
不本意な形でレースをリタイヤすることになれば
悔しさを爆発させる。
今回は去年リカルドが移籍市場を騒がせるきっかけになった
ルノーへの電撃移籍や、
2018年シーズンのリカルドの成績を
振り返っていきたいと思います。
目次
ダニエル・リカルドがレッドブルからルノーに移籍したのはホンダに訳が?
F1には現在全10チーム20名のドライバーが在籍しています。
その10チームの中でトップチームと言われるのがフェラーリ、
メルセデスそしてリカルドの所属するレッドブルです。
このトップチームとその他のチームの実力差は顕著で、
トップチーム以外の勝利となると
6年前の2013年にロータスに所属したキミ・ライコネンが最後です。
トップチームからそれ以外のチームへ移籍することは
都落ちと言われてしまうのです。
そんな移籍をなぜトップチームからも必要とされていたリカルドが決断したのか?
一説には2019年からレッドブルがパワーユニットを
ホンダへ変更した為だと言われています。
Daniel Ricciardo says it's easier to become a popular male stripper in next 2 years than to win a championship with Renault pic.twitter.com/k3JjMjuIow
— f1logic (@f1logic1) 2019年6月21日
これまでレッドブルはルノーからパワーユニットの提供を受けており、
リカルドはルノーのパワーユニットに愛着を持っているとされています。
ホンダはF1復帰後、現在に至るまで
勝利を挙げられていません。
その反面、ルノーのパワーユニットは
歴代3位となる勝利数を挙げています。
これからのホンダの将来性よりも
現状のルノーの堅実性を選んでの移籍とも言われています。
ダニエル・リカルドは2018シーズン不調続きだった
2018年シーズンのリカルドは前半戦は2勝を挙げ、
チームメイトのフェルスタッペンを
ポイントでも上回る活躍を見せていました。
それがルノーへの移籍を発表した後に、
マシントラブルによるリタイヤが相次ぎ
後半戦は1勝も挙げることができずにシーズンを終えます。
Ricciardo says Renault’s recent form has “ignited a fire” https://t.co/Ovudn6GgaY pic.twitter.com/Ka5f9DjHrw
— motorsporthq (@motorsportshq) 2019年6月20日
最終的にはフェルスタッペンに
79ポイントもの差をあけられてしまいました。
ポイントとは1レースにつき1位から10位までの選手に
与えられ1位で25ポイント、
2位で18ポイントというように割り振られていきます。
これだけでも後半戦のリカルドが
どんな不調に襲われたかわかります。
同じエンジンを積んだ同じ車体のドライバーに
3勝分以上のポイント差をつけられてしまうのは、
F1ドライバーとして屈辱以外の
何物でもなかったのではないでしょうか。
ダニエル・リカルドは移籍後年俸は上がったの?
リカルドはルノーへの移籍の際に
高額な契約にサインしたと言われています。
レッドブル時代のサラリーの倍以上とも・・・
正確な発表はないので確定ではありませんが、
その額は3500万ドル(約39億円)だそうです。
これはトップチーム以外のドライバーとしては
異例の破格であると言えます。
メルセデスのトップドライバー、ハミルトンは55億。
フェラーリのトップドライバー・
ベッテルは50億とされています。
リカルドの39億というのはこの2人に次ぐ
3番目の額です!!
トップチームでもないルノーがこれだけの金額を出しても
欲しいドライバーだということですね。
ダニエル・リカルドはF1界きってのエンターテナー
リカルドはその個性的なキャラクターでも
よく知られています。
表彰台の上では喜びで跳ねまわったり、
プールに飛び込んでみたり…
とにかく表現が豊かで、
見ているだけでも楽しいドライバーです。
そんなリカルドの代名詞ともいえるパフォーマンスがあります。
シューイ(shoey)と呼ばれるそのパフォーマンスはリカルドの出身国である
オーストラリアで行われているお祝いの儀式のようなものです。
シューイとは…【他人または自分の履いていた靴を器にして酒を飲むこと】です。
リカルドは表彰台のシャンパンファイトで使うシャンパンを、
レースで使っていた自分の靴に入れて飲むのです。
どうでしたか?自分で飲むだけでなく、
他人にも飲ませるという暴れっぷり!
この映像は昨年のモナコグランプリで優勝した時のものです。
表彰台の後ろに立っているのはモナコの国王夫妻です。
リカルドは国王夫妻の前でもシューイを披露し、
さらにボトルをもって夫妻に近づき「一口どうぞ」と勧める大胆さ!
これこそがリカルドが世界中の人に愛される要因です。
ダニエル・リカルドのルノーでの活躍に期待
いかがでしたか?
世界中から愛されるダニエル・リカルド。
彼の新天地での活躍を願ってやみません。
最後になりましたが、昨年の4月1日。
彼の当時所属していたレッドブルからこんなものが発表されました。
シューイ味のレッドブルです!
表彰台でリカルド本人が手作りしてるそうですよ!
一応書いておきますが、去年の4月1日だそうです・・・!!
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