高校2年生になると、進路のために文系と理系どちらかを選ばなければなりませんよね。
保育士=文系のイメージなので、なりたい人の大半は文系に進みます。
文系じゃなきゃ保育士になれないと思われがちですが、理系でも保育士になれるんです!
今回は、理系を選んだ私が文転し、保育士を目指した経緯をお伝えします!
目次
そもそもなぜ初めは理系を選んだのか
高校2年生の時点で、私は特にこれといった夢もなく、ただ何となく“都会のOLになりたい”位の気持ちでいました。
文系と理系を決める時も、理系の進路をサラッとみてこの辺に進んでもいいかな位の気持ちで、理系の方が得意だった事が理由で決めました。
進路もまだ決まっていないなら、得意な分野の方が受験でも有利になると思ったからです。
進路を決める
私には当時一緒に住んでいる祖父母がいました。
高校2年の秋に、祖父が倒れて入院、介護が必要になりました。
それがショックで、何か力になれる事はないかなと福祉の仕事に興味を持ちました。
福祉について調べると、やっぱり文系…
(調べるといっても、軽く仕事と文理の関連の本を見ただけで、大学や受験科目を見たわけではありませんでした)
どうしようか迷ったのですが、気になるととことんそっちに行きたくなってしまう私。
進路の先生に相談した所、今ならまだ間に合うと後押しされ、2年生の冬に文転を決めました。
文転で大変だった事
一番大変だった事は、もっとも苦手な教科、社会を2科目受けなければならない事です。
私の場合、現代社会のみ取っていたのですが、文転のためもう一つ取らなければならなくなり、“日本人だしなんとかなるかな”という理由で日本史を取りました。
もともと苦手な上に、もう途中まで進んでいる授業に突然参加するので、本当にちんぷんかんぷんでした…
分からないからやる気も起きず。
結局常に平均点以下を取り続けました。
文転した意味がなかった!?
私は、国公立の大学に進学を希望していたので、3年生の6月の模試辺りから、どこの大学を目指そうか考えるようになりました。
福祉で国公立は色々ありましたが、都会の生活に憧れていた私は、関東圏で探して福祉のある大学をとりあえず模試に書いて判定を見定めていました。
そこで改めて、それぞれの大学の受験科目を調べてみると…
なんとほとんどの大学がセンターで使用する科目が
国語・英語・数学ⅠAⅡB・理科1科目・社会1科目
だけで良かったんです。
って事は、文転した意味なかったじゃん!
まぁでも苦手科目を受けなくても良い状態だったことを知り安心しました。
もし文転理転を考えている人がいたら
文転理転を考えているという事は、もう何となく進路を決めてあるってことですよね。
それなら絶対、進路候補に考えている大学の受験科目をまずチェックしておいた方がいいです!
私のように、受験科目が少なくて済む場合もあるからです。
無駄ではないとは思いますが、やっぱり苦手科目を勉強するのは極力避けたいですもんね。
福祉の大学でも保育士資格が取れる
ここまで読んで、あれ福祉なの?保育士どこいった?って思いますよね。
無事志望校に合格し、私は福祉学部のある大学に進学しました。
その大学では、コースを希望すれば保育士資格も取れたんです。
学生の頃、保育士という仕事にも興味があった私は、福祉の大学を受験するときに、一緒に保育士も取れる大学を選択しました。
結局、その保育士の資格を生かして今働く事ができています。
なので、保育士資格を取りたいと思っているみなさん、
もし進路で迷っていたら、保育学科だけでなく福祉系の学部も調べてみると保育士資格を取得できる所がありますよ!
まとめ
いかがでしたか。
保育士といえば文系を選ぶ人が大半だと思いますが、理系でも保育士になれます!
なので、文系理系を選ぶ時は自分の得意な分野を伸ばす選択をすることをおすすめします。
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