保育士になるために避けては通れない道、保育実習。
実際の現場に行って保育を勉強する機会はなかなかないので、とても重要で貴重な経験ができる場ではありますが、やっぱり緊張しますよね。
私も実習はとても緊張して、行くのが嫌でした!笑
そんな実習ですが、行く前の準備がしっかりできている事で、余裕を持って受けることができ、より有意義な時間を過ごす事ができます。
そこで今回は、保育実習に行く前にしておくと安心できる準備についてお伝えします。
目次
持ち物の準備をしよう
実習に持っていくものを事前にまとめておきましょう。
前日になんてやっていたら、きっと大変な事になるので、遅くても1週間前位にはある程度まとめておいた方がいいですよ!
- エプロン
- ハンカチ
- ティッシュ
- 帽子
- 上履き
- 外履き
- 着替え
- 筆記用具
- メモ帳
- 実習日誌
特に未満児クラスでは必須アイテムです。
事前オリエンテーションで先生達がどんなエプロンをつけているかチェックして、同じようなものを用意しておくといいと思います。
しまむら等に売っていますよ!
清潔のために毎日ポケットに入れてしっかり持ち歩きましょう。
子供達の鼻水がでている時に拭いてあげる等、意外と出番が多いです。
保育の主活は外遊びが中心になるので、日よけ対策に持っていくことをおすすめします。
よくある上履きで良いと思いますが、事前オリエンテーションで先生達が履いているものを一応チェックしておくといいと思います。
外遊びが活動の主になる事が多いので、すぐに履き替えができる靴にした方がいいですよ。
実習中何があるかわからないので、何かあったときに着替えられるよう、上下1枚ずつ持っていきましょう。
実習の記録を記入する時等に使用します。
保育中もメモができるように、小さなメモ帳をポケットに入れておくと良いと思います。
(園によっては実習中のメモはしてはいけない所もあるので、オリエンテーションの時に聞いておくと良いですよ)
休憩中に書かせてくれる園もあります。
また、前日の実習日誌は朝のうちに園長先生に提出しましょう。
自己紹介の仕方を考える
実習は色々なクラスに入らせてもらうと思いますが、そこで毎回最初にするのが自己紹介です。
ただ名前を言うだけでもいいのですが、何か簡単な出し物をすると、子供達の興味もぐんと高まるし、保育士からの評価も良くなると思います!
手あそびの準備
実習中は、子供達の前で手遊びをする機会を保育士が作ってくれます。
どの年齢の子供達でも対応できるように、年齢ごとに手遊びを考えていきましょう。
- 未満児
- 3歳児
- 4歳児
- 5歳児
とんとんとんヒゲ爺さん、パンダうさぎコアラ、アンパンマンの手遊び等
はじまるよ、パン屋さんにおかいもの、グーチョキパー等
毛がいっぱい、落ちた落ちた、小さな畑等
やおやのお店、大きくなったらなんになる、棒が一本等
絵本
手遊び同様、子供達に絵本を読む機会もあります。
保育園にあるものでもいいのですが、突然内容の分からない絵本を読むよりも、準備して読み慣れた絵本を読む方が、自分も安心して読めるし、子供達も興味を持って見てくれますよ。
絵本も年齢別に用意しておきましょう。
- 未満児
- 3歳児
- 4歳児
- 5歳児
だるまさんシリーズ、おつきさまこんばんは、たまごのあかちゃん等
どうぞのいす、3匹のヤギのがらがらどん等
キャベツくん、からすのパン屋さん等
100階だての家、はじめてのおつかい等
何を学びたいか考えておく
保育日誌でも、毎日の保育実習の目標を記入すると思いますが、その日その日を何となく目標を決めて過ごすよりも、事前に大まかにでもいいので、その実習で何を学びたいかしっかりと決めておく事が大切です。
保育士の子供への言葉がけや対応の仕方等、意識してよく観察することができ、良い学びになりましたよ。
生活習慣の見直しと体調管理
短大や専門学校に行っていると、バイトや遊び等で、夜遅くまで起きていたり、朝は遅くまで寝ていたりする事ってありますよね。
しかし実習中は、決まった時間で生活をしなければなりません。
もし実習中に居眠りなんてしたら、現場の先生達の評価が下がってしまいます。
その為にも、ある程度前から実習のスケジュールで朝起きたり夜寝たりと、生活習慣を整えておくといいと思います。
また何と言っても健康が第一です。
毎日元気に登園し、子供達と遊べるように、体調管理もしっかりと行っておきましょう。
実習への心得
実習は学ばせてもらうという気持ちが大切です。
謙虚な姿勢で、けれど積極的に取り組みましょう。
挨拶を忘れずに
保育園では、元気に先生達や子供達にあいさつをしましょう。
元気なあいさつをすると、保育士からの印象も良くなりますし、みんな良い気持ちで過ごす事ができます。
また自分の担当のクラスの先生だけでなく、全ての先生と、すれ違う時等積極的に挨拶をするように心がけましょう。
積極的に声をかけよう
先生忙しそうだから…と、実習中は保育士に声をかける事を躊躇してしまう事がありますが、むしろ積極的に声をかけてもらった方が保育士もありがたい事が多いです。
「今少し質問してもいいですか」等と前置きをして、どんどん声をかけてください。
また、掃除や保育の準備等も積極的に手伝いましょう
。
緊張するのは当たり前!
いかがでしたか。
実習は誰もが通る道。
なので現場の保育士も、あなたの大変さや緊張する気持ちを理解して、暖かく見守ってくれるはずです!
大変な保育実習ですが、始まる前にできる準備をしておく事で、少しでも実習中の負担を軽減させて、余裕を持って臨めるといいですね。
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