主婦でも保育士になれる?育児と仕事、両立させるために

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結婚や出産を期に、保育の現場を離れてしまう保育士は未だに沢山います。
その原因の一つは、キャパを超えた仕事量ではないでしょうか。

私自身、保育士兼子育て中のママですが、やっぱり大変な事が多くて、周囲のサポートがないとやってられません。

保育士としてまた働きたいけど、子育てや家事をしながら働けるかな…
こういった悩みを持つ主婦の方々に向けて、今回は安心して復職できる方法を考えました。

職場選び

安心して子育てと仕事を両立させるためにまず大切なのは、働きやすい職場選びです。

では、主婦にとってどのような職場が働きやすい環境と言えるのでしょうか。

私が考える働きやすい職場は…

子育てへの理解があって休みを取りやすい雰囲気の職場

子供を保育園に預けていても、熱を出して呼び出しがかかることって多々あると思います。
特に未満児の頃って、毎週の様に体調を崩しますよね。

私も職場に子供の熱で電話がかかってくると、子供は心配だけど申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

そんな時に「行っておいで」と快く送り出してくれる職場だと、気持ちよく早退やお休みがもらえますよね。

けれど人手が足りなくて急な休みを取りにくいという保育所もあるのが現実です。

だからこそ福利厚生や職場の雰囲気等、働く前にしっかりと確認をしておきましょう。

保育士不足解消のため、逆に保育士が働きやすい環境を整えている保育所も増えてきています!

保育士の転職を紹介してくれるサイトもあるので、そういったものも活用し、自分の働きたい条件に合った保育所を探してみましょう。

下に転職サイトを紹介しておきます。

・保育ひろば
・保育士バンク

時短勤務を利用する

保育所の開所時間は7:30~19:00です。
ということは、保育士もその時間の中での早番や遅番等があるシフト制の勤務です。

子供がいると、通常出勤の8:30~17:15でも大変なのに、それに加えて朝早かったり夜遅かったりするのは、正直主婦にとってはすごーくキツイですよね。

そんな時に利用したいのが時短勤務です。

子供が3歳になるまで、一日の勤務時間を最大で6時間に短縮することができます
なので、9時~16時の勤務にすることができるんです。

この労働時間ならば、大分助かりますよね。

家族の協力

主婦の就職に合わせて大切なのが、家族の協力です。

今は核家族化で近くに頼れる祖父母もいないことが多く、そういった面で夫の協力が必須になってきます。

自分が家にいた時は、家事や育児も時間があるから自分でやることができましたが、働き始めたらそうはいきません。
働き始める前に、よくそれぞれの分担について話し合っておきましょう。

家事分担

ご飯の用意、洗濯物、掃除など、細かく上げるとたくさんあります。

特にご飯を作れなかったり、洗濯機を回したことがない男の人って意外といるので、自分の仕事復帰前にやり方をしっかり教えておくことをおすすめします。

育児分担

子供の着替え、食事の介助、保育園への送迎等、こちらもたくさんあります。

普段から子育てに協力的な旦那さんならば安心して任せられますが、あまり協力的でない旦那さんならば、育児の方も復帰前に一緒にやって教えておきましょう。

余談〜筆者の場合

うちは、夫が農家で実家もすぐ近くにあるので、私より融通のきく仕事をしている夫や実家の両親に子供の送迎をお願いする事が多いです。

けれど農家も忙しい時期があるので、そういう時は早番や遅番の当番を代わってもらったり、時間休をもらって送迎や熱の時の対応をしています。

公立の保育園ですが、理解のある上司や同僚のお陰で気持ち良く働かせてもらっています。

あまり当番を代わってもらったり休むのも申し訳ないので、できる時は当番を代わったり、お菓子なんかを差し入れしたりして、良好な関係を保てるように気をつけています。

子育て支援事業の利用

地域には様々な子育て支援を行う機関があります。
困った時に利用すると便利だと思います。

ファミリーサポートセンター

主に市役所や社会福祉協議会で行っている事業で、子供の保育園の送迎や休日に仕事等で子供の世話ができない時に、代わりに面倒をみてくれます。

病児・病後児保育

主に市役所で行っている事業で、子供が病気で保育園に預けられないけれど仕事が休めない時等に、子供を預かってくれます。

こういった子育て支援を受けるためには事前の登録が必要なので、予め登録しておきましょう。

まとめ

いかがでしたか。

主婦業をしながら保育士として働くことは大変な事も多いと思います。
しかし今は、子育てと仕事を両立させて働きやすいような環境を整えている保育所もあります。

自分が働きやすい保育所をみつけて、家族や周囲のサポートも受けながら、無理なく働ける環境を作っていけるといいですね。

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