保育士といえば、発表会等で子供達の可愛い歌声に合わせて綺麗にピアノ伴奏を弾くイメージですよね。
そんな大事なピアノ、やっぱり弾けないってやばいかな…
そこで今回は、保育士のピアノ事情をお伝えします!
目次
ピアノって実際どんな時に必要になるの
では実際にどんな時に保育士はピアノを弾く機会があるのかみていきましょう。
- 朝や帰りの会
- 発表会
- 誕生日会
- シーズン毎の行事
- 卒園式
保育園では毎日朝と帰りの会があります。
そこで、「おはようのうた」「おかえりのうた」等毎日決まった歌や、季節の童謡を歌います。
年に一度、子供達の歌や合奏、劇を保護者に発表する行事がありその時のピアノ伴奏をします。
この時のピアノ伴奏、めちゃめちゃ緊張します!笑
月に一度の誕生日会では、誕生日の歌や季節の歌を歌ってお祝いします。
七夕やクリスマス会等、保育所では様々な行事があります。
その時にも行事に合わせた歌を歌います。
年長さんにとって最後で最大の舞台、卒園式。
難しい曲が多いんです…
台無しにしないように、保育士も必死で伴奏をします!
ピアノを就職試験で弾く事も…
保育所によっては、就職試験でピアノを取り入れている所があります。
特に私立の保育所では、音楽やリトミックに力を入れている所もあり、そういった所ではある程度のピアノ技術を求められるかもしれません。
その一方で”ピアノは弾けなくても大丈夫”という所もあります。
ピアノが苦手な方は、そういった保育所もあらかじめリサーチしておいて、自分に合った保育所を探す事も大切ですね。
公立の保育所も、各自治体によってピアノの実技試験があったりなかったり、様々なようです。
(ちなみに筆者は就職試験でピアノの実技はなく、その代りに体力検査がありました。)
曲に合わせて体を動かしたり歌ったりする音楽教育のことです
就職試験で求められるピアノのレベル・形式は
一般的には、童謡の出題が多いです。
ある保育所の前例としては、「おつかいありさん」「めだかの学校」「あめふりくまのこ」等が出題されていました。
出題される形式も保育所によって様々ですが、事前に課題曲を知らせる所、試験当日に初見で出される所、受験者が自由に弾く曲を決めて良い所があります。
もちろんピアノ技術もみられますが、大事なのはもし間違えてしまっても止まらず、子供が歌いたくなるように笑顔で弾いたり、片手でも良いのでリズムを保つ事です!
もし気になっている保育所があるならば、その園の過去の試験の傾向を調べておくといいですね。
ピアノが苦手な筆者のピアノ対策
保育士がみんなピアノが得意というわけではありません。
私も童謡の伴奏すら間違えてしまうほどの苦手分野でした。
参考までに、私のピアノ対策をご紹介します。
ピアノ教室に通う
就職したての頃、自分のピアノの弾けなさ具合に不安を覚えた私は、急遽週1回ピアノ教室に通うことにしました。
ピアノ教室では、自分のレベルに合ったテキストの練習と、保育園で弾く童謡の伴奏の練習を見てもらいました。
ピアノ教室って、子供が行くイメージで最初は抵抗があったのですが、意外と大人の人も多くて安心しました。
指の動きや強弱のつけ方のポイント等、自分では気づけない所まで見てもらって指導してもらい、1年の期間ですご上達できたと思います!
ピアノ教室、おすすめです!
自主練習も念入りに
ピアノって練習すれば確実に上手くなります!
私も最初は指が絡まって弾けなかった曲が、練習して弾けるようになりました。
仕事には優先順位がありますが、苦手意識があるならば空いている時間を見つけてできるだけ練習する事をおすすめします!
こんな事言いつつ、私もまだまだ子供達との歌の時間のピアノ伴奏、めちゃめちゃ間違えています…
けど、間違えても子供達って歌い続けてくれるんです!
それに「先生間違えたでしょ!」って言いながら、笑って許してくれます。
私は発表会や卒園式等の大事な舞台で弾くときだけは、絶対に台無しにしないように猛練習しています。
だから、あまりピアノが弾けないことを悩んで考えすぎるのは良くないと思いますが、ここぞという時は子供達のために頑張る気持ちを持って取り組んでいけばいいのかなと思います。
ピアノ以外の得意な事を見つけよう
人にはどうしても得意不得意があります。
ピアノに関してもそうです。
もしピアノが苦手ならば、得意な先生にお願いするのも一つの手だと思います。
その代わり、自分は劇の台本を考える等違う部分を担当して、協力してできるのが理想ですよね。
また、歌を歌う時に伴奏が弾ければいいと考えれば、ピアノじゃなくてもいいんですよね。
例えばギターとかトランペットとか。
もしピアノ以外の楽器で得意なものがあれば、それを生かすのもありだと思います。
むしろそちらの方が特別感があって人気者になれそうですね!
保育士がピアノを弾く機会はやっぱり多い
いかがでしたか。
保育士を目指すならば、やはりピアノは避けては通れない道だと思います。
しかし、職場の保育士同士で協力する事で少しでも負担を軽減する事はできそうです。
上手く弾ける必要はありません。
間違えても保育士が楽しく弾いていれば、子供達もついてきてくれます。
そして間違いも笑って許してくれます。
子供達のためにと思えば練習にも性が入りますよね!
苦手なピアノも、弾こうと努力する姿勢が一番大切だと思います。
コメントを残す