実習と聞くと、保育士を目指す学生にとっては少し胸が痛くなりますよね。
私も実習が近づいてくるにつれて、不安と緊張でどきどきしていたのを今でもよく覚えています!
そこで、筆者が実際に実習に行った時の体験談とそこで学んだ事をお話しようと思います。
少しでもみなさんの参考になれば嬉しいです。
今回は公立保育園編です!
下調べが足りなかったオリエンテーション
実習に行く前に、実習日程を決めるため、オリエンテーションで保育園訪問がありますよね。
私もドキドキしながらオリエンテーションに行きました。
幸いにも園長先生は優しい方で、良い雰囲気で終了。
「最後に何か聞きたい方はある?」と聞かれたのですが、「大丈夫です」とあっさり終了させてしまいました。
が、これが後に後悔をする事になるんです。
オリエンテーションを受ける心得として
事前に実習の様子を先輩や先生に聞いて下調べしておき、質問事項を用意しておく事
これがとっても重要になってきます!
順調に進んだ実習前半
2週間ある実習の最初の1週間は1歳児・2歳児クラスに入らせてもらいました。
先輩から聞いていた“分からない事があったらすぐ先生に聞け”という教えを守って、掃除等のお手伝いも声をかけてやっていたためか、先生達も優しくしてくれて順調に進んでいました。
ある日、「明日子供達にちょっとした出し物やってあげて」と突然のご指導。
「出し物の素材もなければ園のものを使っていいよ」と言っていただいたのですが、借りるなんて評価がさがるかも…と思った私は、「自分の物があります!」と嘘をつきました。
これが間違いでした。
実習が終わって家に帰り、急いで出し物の製作に取り掛かりました。
実習記録もあるので製作に時間はかけていられないという思いから、すごーく雑な代物を1時間で作り上げました。
翌日それで出し物をしたのですが、先生には即興の手作り品というのが見た目でバレてしまっていたようで、「ないなら言ってくれればよかったのに」と言われてしまいました。
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ここで学んだこと
- 見栄を張って嘘をついてはいけない・嘘はバレる
- 教材等はなければ保育園のものを使わせてもらっても良い
緊張しっぱなしの年長組
実習最後の3日間は年長クラスに入れてもらいました。
年長に入って一番に思ったのが、“先生がこわい!”笑
子供に対してもそうですが、実習生である私にも色々指導してくれました。
給食のやかんは床に置かない。子供の動線の前に立たない。等
当たり前の事ですが、当時の私はできておらず、多々注意をされて結構凹みました。。
年長クラスでは部分実習もやらせてもらい、日案も用意しました。
この日案も2日間かけて、添削と書き直しをして、実習最終日当日の朝に、ようやく出来上がりました。
なぜこんなにギリギリだったかというと、オリエンテーションで部分実習について触れておらず、私達もどのようにすれば良かったのか分からなかったのと、年長の担任もよく把握していなかったという背景があったからです。
おかげで、最終3日間は地獄のように忙しかったです。
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ここで学んだこと
- オリエンテーションで質問し、共通理解をはかっておくべきだった
- 人としての当たり前の常識は心得て行動する
- 実習前に、ある程度部分実習の内容を考えて材料など用意しておく
ということです。
まとめ
実習公立保育園編、いかがでしたか。
初めに行うオリエンテーションが、その後の実習を左右することもあるので、聞きたいことを予めリストアップしておくことを強くおすすめします。
そしてこの時に、自分がどのクラスで部分実習を行うか確認しておくと、実習前にある程度準備ができて実習の負担が減りますよ。
大変な実習、私の失敗談を反面教師にぜひ頑張ってください。
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