子供って本当に純粋で素直な心を持っています。
だから、行動や発言がすごくすごく可愛くて面白いんです!
一日見てても飽きないであろう子供達の可愛すぎるエピソードを、自身の経験からお届けします。
きっとこれを見たら、改めて保育士になりたくなっちゃうと思います!
エピソード1・「あなたトトロ!トトロっていうのね!」
2歳児のA君は、小柄でぱっちりお目々の可愛い男の子。
わりと個性的な子で、友達と遊ぶより一人でブロックや粘土等で恐竜を作って戦わせたり、独特な絵を書いたり、自分の世界がある子でした。
愛嬌があって顔も可愛いので、保育士の間でも可愛がられていました。
ある日、登園と同時に私のお腹に飛び込みぎゅっと抱きしめてくれたA君。
きゅんとして見ると、私の方を見上げて
「あなたトトロ、トトロっていうのね!」
とキラキラした目で、まるでめいちゃんを演じているかのようにトトロ役の私を見ていました。
お母さんに聞くと、前日トトロを家で見ていたようで。
でかい私がまるでトトロのようだったんだな…と抜擢されたしまった事に卑下しつつ、かわいいA君に抱きつかれた私は、まるで片思いの男子から告白された女子の如くドキドキが止まりませんでした。
エピソード2・「におい探偵」
子供って遊びに夢中になると、服やら帽子やら、脱いでおいたものをすっかり忘れてそのまま放置しておく事が多々あります。
その服って、持ち主が分かるまで全クラスに「これだれのか分かりますか?」って回ってくるんです。
その迷子の服に関するエピソードです。
その日も持ち主の分からない服が回ってきました。
保「これ誰のかわかるー?」
子「知らないよー」「僕じゃないよ」
のいつものようなやりとり。
そんな中、
「おれ、分かるかもしれない…」
と名乗り出たB君。
「ちょっと服貸して!」
と迷子の服を取り、何をするのかと思ったら鼻に当てて思いっきり息を吸う…
「あ、この匂いはC君のだ!」
え、匂いで?
初めは黙って見ていた他の子供達も、服を取り匂いを嗅ぐ。
結局全員に匂いを嗅がれたその服は本当にC君のもので、B君はその後「名探偵B」からの「匂い探偵B」と呼ばれるようになり、落とし物が回ってくるたびに出動しています。
エピソード3・「めーりくりすまーす」
まだ私が保育士4年目で、お姉さん保育士で通っていた頃の話です。
子供といえど、年長の女の子達はもう一人前にませていて、“誰がすき”とか“誰とちゅーした”とか、女子トークを繰り広げるお年頃です。
雪も降り、「もうすぐクリスマスだね」なんてわくわくしていたある日。
Dちゃんが私に向かって、
「先生はクリスマスは彼氏と過すの?」
と聞いてきました。
彼氏がいるなんて言って保護者に知れ渡ってしまったら…(実際はいませんでした笑)
と思い、「一人ぼっちで過ごすんだよ、寂しいなー」と何となく返すと
「じゃあDの家においでよ!」と涙が出るほどの可愛い事を言ってくれました。
結局その場の何となくのやりとりで、私もそこまで深く考えていなかったのですが…
後日Dちゃんのお母さんから、クリスマスに家に先生を呼びたいとDちゃんが言っているという話を聞き、申し訳なくなって、Dちゃんに謝りました。
クリスマス当日、朝1番にDちゃんから「お家でみてね」と手紙を渡されました。
気になって仕方がなかった私は、休憩の時間にこっそり見てしまいました。
そこには、サンタさんとプレゼントの絵、そして
「めーりくりすまーす」
の一言が添えられていました。
色々ツッコみたい所ではありましたが、一人寂しくクリスマスを過す私を気遣って書いてくれたのだなと思ったら、嬉しくてたまりませんでした。
まとめ
いかがでしたか。
保育士をしていると、ここには挙げきれない程のまだまだ沢山の子供達の可愛い姿に出会えますよ。
ぜひあなたも保育士になって、子供達の優しさや純粋さに触れてみてください。
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