F1といえばヨーロッパ人のドライバーが多数を占めます。
今年参戦しているドライバーも20名中16名が
ヨーロッパ諸国の出身です。
今年は4名しかいないヨーロッパ以外の出身者ですが
その中に1人アジア、それもタイ出身のF1ドライバーがいます!
アレクサンダ・アルボン(トロロッソ・ホンダ・レーシング)です。
今回はアルボンのプロフィールや生い立ち、エピソードを交えながらまとめていきたいと思います。
目次
アレクサンダー・アルボンのプロフィール
【トロロッソ・ホンダ】アルボンの素顔は敬虔な仏教徒 https://t.co/PowbCux8JP pic.twitter.com/bgGZAyhVBi
— TopNews (@topnewsf1) 2019年6月17日
- 名前:アレクサンダー・アルボン
- 国籍:タイ
- 生年月日:1996年3月23日(23歳)
- 2018年成績:F2 総合3位
- 所属チーム:トロロッソ
アレクサンダー・アルボンの生い立ちは?
アルボンは1996年にロンドンで
イギリス人の父とタイ人の母との間に誕生します。
8歳からカートを始めて、
12歳でレッドブルの育成プログラムに参加。
So many people to thank – Red Bull for giving me a 2nd chance, JP Driot for giving me the possibility in F2 and everyone at Nissan e.dams for allowing me to follow my dream. Also to my sponsors,my family,my trainers,Gwen Lagrue and Dan Chapman.Going to give this everything 👊🏼2/2 pic.twitter.com/h4FkxG5hLz
— Alex Albon (@alex_albon) 2018年11月26日
順調にステップアップを重ねるも、
16歳のだった2012年に家庭の問題により
レッドブルを離脱します。
それまではカートを主戦場としていましたが、
このことをきっかけにフォーミュラーカーデビューを飾ります。
アレクサンダ・アルボンのこれまでの成績は?
8歳からカートを始めて才能を開花させ、
F3、GP3、F2と順調にステップアップを重ねていきます。
2017年からF1の1つ下のカテゴリーであるF2へ参戦し、
初年こそ総合10位で終わるものの
2018年は4勝を含む年間3位でシーズンを終えます。
Nissan e.dams confirme @alex_albon au côté de @Sebastien_buemi pour 2018-2019 @NISMO @damsracing #FormulaE >> https://t.co/3xdTfvKtKx pic.twitter.com/AH4VEyBeAZ
— AUTOhebdo.fr (@autohebdo) 2018年9月20日
ちなみに去年のF2は当たり年と言われるほど
将来有望なドライバーが多く、
総合1位だったジョージ・ラッセルはウィリアムズへ
総合2位だったランド・ノリスはマクラーレンへ移籍し
総合3位だったアルボンはトロロッソへ移籍しました。
2019年からアルボンは史上2人目の
タイ人ドライバーとしてF1に参戦しています!
母が逮捕でレッドブルの契約を解除されていた
2012年、アルボンの母親でタイ人実業家の
カンカモル・アルボンがタイで詐欺で
逮捕される事件が起こります。
レッドブルはそれを受けてアルボンとの契約を解除。
アルボンはフリーのドライバーとなってしまいました。
その後の活躍は前述した通りで、その活躍を認められたアルボンは
2019年からレッドブルの傘下であるトロロッソと契約します。
“Paul Ricard vai ser adequado ao carro da Toro Rosso”, disse Albon https://t.co/rI7tIJV2KT pic.twitter.com/BPU62DNrNk
— F1 Brasil Clube (@f1brasilclube) 2019年6月20日
一度は契約を解除されたレッドブルに戻るチャンスを
自らの手で手繰り寄せたのです!!
すごいことですよね!!!
アレクサンダー・アルボンのトロロッソホンダでの活躍に期待!
いかがでしたか?
今回のまとめでは以下のようなことがわかりました
- 12歳でレッドブル育成ドライバー。
16歳で母親の詐欺事件の煽りを受けて契約解除 - 活躍を続けて2019年からレッドブル傘下のトロロッソでF1デビュー
今年、アジア人として唯一F1に参加しているアルボン。
同じアジア人として彼を応援せずにはいられませんね!
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